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[ramen-ml:00333] Fw: 雷文あんどチネチッタ



 ラーメンクラブの皆さんこんにちは
  藤枝@Pです。

 今回は、待望(???)の町田市は”雷文”に行ってまいりましたので
  報告します。ついでに川崎チネチッタ内にあるラ・メン・ストラーダも
  合わせて報告します。

 雷文:http://hph-n.hp.infoseek.co.jp/n/tokyo/raimon/
  場所などは上記HPを参照してください。
  しかし、写真に映るラーメンは全然違う印象を与えています
  ので注意が必要です。

  朝早くから車で2時間30分弱、かねてからの期待に胸膨らませ
  少々の渋滞など、頭の中で今から口にするであろう珠玉のラーメン
  に思いをはせることで忘れ去り、ナビの画面に表示される残りの距離
  がまた1kmまた1kmと減っていき、”目的地付近に到着しました”と
  アナウンスされるころには、子供が誕生日にプレゼントを買ってくる父親を
  待ちわび、そして玄関のチャイムが鳴らされ、まさにその瞬間ある救いを
  感じた、あの喜びを心にかみ締め、すでに並んでいる客に羨望の
  眼差しを向けながら最後尾につくことができた。

  このときまるでカメラにでも撮られているかのように自分の周りが一周周り
  この待ち時間の間を時間とこの空間とを共有することとなる者達を認識し
  一期一会に喜びを感じる。ラーメン好きの者、ただ誘われたから来たの者、
  せわしなくラーメン本を読む者、これらを繋ぎとめる形而上学的実在、それは
  まさに”ラーメン”だ。アーメン。

  店内に入るや、ラーメンと客との熱気がジンジン伝わってくる。
  わずか12席の小宇宙、女将さんとよく顔の似た、息子なのかが
  2人で働き蜂のように動きラーメンを作りつづける。
  他の客が頼んだものが気になりきょろきょろし、自分の頼んだ
  チャーシュー麺(醤油)が来るまでの間、店内に漂う魚介系の臭い
  に癒される。

  いざ、勝負の時が来た、目の前にいざ出されてみるとすぐに食べるのが
  億劫になる、まず色をみて、臭いをかぐ。そして割り箸を無造作に割り
  あつあつのスープの中へ滑り込ませ、すばやく適量な麺を取り出し
  乾ききった唇を通り越し口の中へほおり込む。
  
  カツオダシが効いたスープ、縮れ麺、ブラックペッパー、そして
  熱々スープを冷まさないラード等がいっせいに口の中で、まるで
  僕が欲したものが何であるか知っているかのように振舞いだす。

  次はチャーシューだ、大きめで肉の締まったスープに合った肉が
  4枚ほど、もう少しスープに漬けておけとこちらをにらむ。
  しかし、一枚の半分ほどを勢いよく押し込み、もう半分は
  スープに浸してからかぶりつく。

  麺、スープ、チャーシューこの繰り返しで戦いに幕は下ろされる、
  額から汗が流れ落ち、ブラックペッパーですこし刺激的にされた
  スープを飲み干し、店を後にする。
  また幸せになることができた。満足。

 如何でしたでしょうか?文学少年には程遠いですが
  ロマンを感じ取れる文体になっていることを願います。

  スープに入るブラックペッパーと少しやわらかめの麺 
  が好みの分かれるところでしょう。
  
  カツオ節の少しはいるスープは、ガンジャを思い出します。
  
  HPには駐車場は無いと書かれていますが、あります。
  見たところ3台は止めれます。広さ的には10台は
  止めれそうですが、どこまでが雷文用なのかわかりませんでした。
  道路に路駐は無理ですので駐車場確保がマストでしょう。
  近くにBookOffがあります。止めろとは言いません。

 チネチッタ:ラ・メン・ストラーダ

  逝って良し!

 以上です。

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