試合データと観戦記 2回戦

<試合データ>
・このデータはTV観戦中のメモによるものであり、公式記録ではありません。
・等幅フォントでご覧下さい。

  ☆ 第75回全国高校サッカー選手権大会 2回戦 ☆

      水戸商業高等学校(茨城県代表)
         vs
      浦和市立高等学校(埼玉県代表)

       会場:川越陸上競技場 
       試合開始:12時10分 天候:晴 

           先発メンバー
       水戸商      浦和市立

      1 嶋田   GK   宮下 1
      2 岡田  ┐ ┌  佐野 2
      4 須藤  │DF│  生江 3
      5 黒澤  │ │  斉藤 5
      6 桜山  ┘ └  大野 7
      7 土田正 ┐ ┌  大森 8
      8 土田浩 │MF│  堀之内6
      9 筑前谷 │ │  新井 12
      10 関   ┘ └  田中 10
      11 茂呂  ┐FW┌  益子 17
      12 久保田 ┘ └  金嶋 18

      交代:<水戸商> 黒澤→萩谷13 (前半26分)
         <浦和市立>佐野→中村16 (前半19分)
               中村→井上24 (後半23分)
         
      得点:前半 7分<浦和市立>田中10
           22分<浦和市立>益子17
         後半36分<浦和市立>井上24


<観戦記>

 本日はTV観戦なので簡単に。
 市高は1回戦で負傷して出場が心配された8番大森が頭にバンデージをぐるぐる巻きにして元気にピッチに立った。なんでも5針も縫ったらしいが、まるでミイラ男のようだ(^^)。また、同じく1回戦で途中退場した2番佐野も先発メンバーに名を連ねた。
 12時10分、市高のキックオフで試合開始。今日は堅さも取れ、みな、動きがいい。前線、中盤での素早いチェック、安定した最終ライン。見違えるような動きに期待がふくらむ。最初の得点は前半7分、ハーフライン付近からの5番斉藤のFKがゴール前に上がる。キーパーと17番益子が競り合ってこぼれたボールを10番田中が右足で蹴り込んだ。
 その後市高は前半19分に負傷のせいか動きの悪かった2番佐野に替えて16番中村を投入。1回戦と同じようにFW18番金嶋が右SBのポジションに入る。トップは10番田中が上がり目になり17番益子との変則2トップを形成する。その直後、前半22分、SBに下がった金嶋がオーバーラップ、右ハーフラインやや敵陣よりから長いクロスをあげ、このボールを17番益子が右足でボレー気味のノートラップシュート。これが見事に決まり前半で2点のリードとなる。その後、水戸商は前半26分にDF5番黒澤に替えて13番萩谷を投入するが、全体的に市高が主導権を握ったまま前半が終わる。
 エンドがかわった後半、2点のリードに守備的になった市高に対し、水戸商が再三チャンスを作る。特に後半20分過ぎには何度もゴール前に押し込まれるが、キーパーの果敢な飛び出しやスイーパー5番斉藤の好守などで何とか無失点に切り抜ける。後半23分市高は16番中村に替えてFW24番井上を投入。水戸商も吹き始めた強い西風(フォローの風)を利用すべく9番筑前谷をトップにあげて3トップで得点を狙う。
 後半36分、市高はカウンターから待望の3点目をゲット。8番大森のスルーパスを左サイドで貰った24番井上がゴール前に切り込み中央から落ち着いてシュート。そのままリードを守り切り、見事3回戦進出を決めた。
 今日のTV中継(TV埼玉)の解説はOBの落合弘さん(REDSサテライトコーチ)。良いプレーは褒め、また、こういう点を直したらもっと上手くなるというアドバイスもあり、わかりやすい解説でなかなか好感が持てた。外れたシュートがキックミスなのか、それとも正確さが足りなかったのか、など、素人ではよく分からない判断も的確に指摘してくれて、なかなか勉強になった。


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