チームプロフィール

 浦和市立高校は、選手権出場県内最多の11回、そのうち全国制覇4度を誇る、埼玉を代表するサッカー名門高です。しかし、公立進学校のため、1983年第62回大会の出場以来、その後台頭してきた武南(私立)大宮東(公立・体育科がある)などの陰に隠れ、長く低迷の時期を過ごしてきました。久しぶりに参戦するこの大会は13年ぶり12回目の出場となります。
 ここ数年、埼玉の公立高校に推薦入学の制度が出来、そのおかげで技術レベルの高い生徒が集まるようになり、今年度は県の新人戦で優勝、そして、インターハイ、関東大会にも出場し、県予選を激戦の末勝ち抜いて今回の出場を果たしました。

県予選の成績(2次リーグから参加)
2次リーグ
Aブロック
浦和市立 5-1 東農大三
浦和市立 1-0 浦和学院
浦和市立 2-1 三郷工技
決勝トーナメント
準々決勝 浦和市立 2-1 武蔵越生
準決勝 浦和市立 3-2(延長) 武南
決勝 浦和市立 2-1 大宮東
(予選参加178校)

 県予選の決勝トーナメントでは、緒戦で共にインターハイに出場した 武蔵越生と対戦、苦しみながらも2-1で勝ち上がりました。 準決勝では、今大会優勝候補の本命、武南と対戦。前半に先制されたものの ロスタイムに同点に追いつき、更に後半再びリードを許したものの終了直前に 追いつき、延長後半相手のオウンゴールで逆転、決勝に進みました。 大宮東との決勝では、後半に先行したものの追いつかれる苦しい展開から、 終了8分前MF大森の決勝ゴールで突き放し、見事に県代表の座を射止めました。

 フォーメーションは、4-4-2。DFはスイーパー5番斉藤を中心とした堅い守りが持ち味ですが、左SB7番大野の大胆なオーバーラップは攻撃の大きな武器となっています。中盤は、ボランチとして攻守の要となる6番堀ノ内を中心に、 右にセンス溢れる12番新井、左に意外性あるプレーが身上の8番大森を配し、 サイド攻撃を主体としたスピードあるプレーを組み立てます。 前線は2トップ。力強く強引な突破を図る17番益子とスピード溢れる18番金嶋 が貪欲にゴールを狙います。

  主なOB・清水秀彦(アビスパ福岡監督)
       落合弘(浦和レッズコーチ)
       田中孝司(名古屋グランパスコーチ)


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